あぁとｓｔｙｌｅ

筑前茶陶高取焼 高取八仙窯元さん

こんにちは。

あぁとStyleの有馬扶美です。

先日、九州まで焼き物巡りの旅に行ってまいりました。

器に魅せられているお客様の「有田に行って本物を見たい」というお言葉で2日間の旅の計画が

始まりました。

当初は有田に行って、九州陶磁文化館と深川製磁さんや香蘭社さんなどの本店を巡ることを

考えてましたが、博多在住の企画制作をされている方のご紹介で高取焼を知ることになりました。

今回は1日目に伺ったその「筑前茶陶高取焼　高取八仙窯元さん」のお話しをさせて頂きます。

高取焼は筑前福岡藩の藩窯として約400年前の慶長年間（1602年頃）に開かれた歴史ある

焼き物です。

慶長という高取開窯の時期は茶の湯の隆盛期にあたっていて、利休による侘茶の大成を承け、

茶器への大きな転換期を迎えた頃だそうです。

有田焼もそうなのですが、豊臣政権時に朝鮮に参戦した西国大名が、陶磁器生産の先進国・朝鮮

から多くの陶磁器技術者を連れて帰り各地に陶磁窯を開いたそうです。

高取焼もその一つで朝鮮人陶工・八仙を中心とした陶工集団であったようです。

高取焼は唐物写し茶入れとして名高い窯です。粘土をより高度に精製し。釉も美しく、左糸切りとなっています。この茶入れの蓋にご注目して下さい。陶器の茶入れに象牙で蓋をこしらえ、内側には金箔が貼られています。これは、お茶に毒が仕込まれたときに、金と象牙が反応して黒い斑点が出来るためだそうです。このようなお話を高取八仙窯の作家・高取忍さんが丁寧にお話して下さいました。
かやぶき屋根の室内には柔らかい陽が入り落ち着いた雰囲気です。そして、焼き物とどっしりした家具が素晴らしい調和をかもしだしています。高取八仙釜13代目　高取八仙さんがお作りなられた茶碗に一目ぼれされて分けて頂くことになったお客様と穏やかな口調で作品のお話しをされる八仙さん。八仙さんは全国伝統工芸士会功労賞や秋の勲章瑞宝単光章を受賞されている現役の作家さんです。どうぞいつまでもお元気で作陶して下さいませ。

そして最後になりましたが、博多から福岡県東峰村小石原にある高取焼まで、車でご案内頂いた道中、去年夏の九州北部豪雨の被災に合われた地区を通ってまいりました。まだまだ復興の作業中でした。一日も早い復興をお祈りいたします。
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整理収納教育士認定講座を開催しました

こんばんは。

あぁとStyleの有馬扶美です。

私がいま最も力を入れて取り込んでいる「子どものための整理収納教育」の認定講座を

大阪市立青少年センターで開催しました。

現在、小学校教育でも整理収納教育について学ぶ事がカリキュラムに組み込まれ、

家庭科の教科書に載っているのはご存知でしょうか？

それは早い時期から片付けを習慣づけることで、子ども達が自分で自分の事が出来るようになり、

自立を促すことにもつながるからです。

今回も京都、神戸、枚方…など京阪神各地から、整理収納アドバイザーの方や小さな子どもを持つお母さま、また司法書士の方まで受講されました。
受講された方からは、・子どもの忘れ物や片づけの対策を学びました。
・子どもへの言葉かけの仕方（感情に働きかけ）を学びました。・整理収納においても早期教育が効果的だと知りました。
そして、今日から学んだことを実践したいです。と嬉しいお言葉を頂きました。
「整理収納教育士認定講座」は1日で資格が取得できる講座です。子どもの自立力を促進するための整理収納教育を学んで、教育現場や日々の生活で活用できるスキルを是非身に付けて頂ければと思います。
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素敵な個人邸「山僩居（山桃荘）」

こんにちは。

あぁとStyleの有馬扶美です。

先日、インテリアコーディネーター協会関西の会員の皆さんと

神戸市垂水区にある洋館巡りに行ってまいりました。

ジェームス邸でのランチと館内見学、そして個人邸の山僩荘の見学です。

私が是非訪れたかった「山僩居」、「山桃荘」とも呼ばれている

個人邸をご紹介させて頂きます。

山僩居は神戸の西、垂水区の山手,幹線道路から少し坂道を上がった

雑木林の中に建っています。

このご自宅を毎週木曜日に公開されており、

現在も老婦人がお一人でお住まいになっていらっしゃいます。

阪神淡路大震災の時にご近所の方を招き入れられたのをきっかけに、

現在も見学されたい方を手作りのお菓子やコーヒーをいれておもしをされています。

築40年以上経つ家は一度もリフォームされていないということですが、

インテリアはこのお家に住んでられる山口さんの感性でコツコツと長年かかって

作リあげたものだそうで、本当に丁寧な暮らしぶりに感動しました。

玄関入ってすぐの和室には囲炉裏とシューズロング。

和箪笥とお好きなル・コルビジェの組み合わせが素敵です！

リビングにある書斎机

ベッドルームのコーナー

さりげないお花のあしらい。お庭で摘んだ水仙です。

お庭には可愛いフォーカルポイントがあちこちに仕掛けられていました。
山口さんのセンスと内面からでる美しさに心を打たれ、私もこのような生き方をしたい、年齢を重ねたいと思った日になりました。

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「ママのための整理収納術」セミナー

こんばんは。

あぁとStyleの有馬扶美です。

子どものお片づけに悩むお母さま方に、

親子で楽しんでお片づけを学んで頂くセミナーを開催しました。

今回は川西市の吉永建設さんからのご依頼で、

3、４歳のお子様を持つお母さまとお子さま、

そして社員の方も入ってのセミナーとなりました。

会場は川西市西多田にある吉永建設さまの総合案内センター。

三角屋根の可愛い建物です。

小さいお子さまが楽しんでお片づけを学ぶために、始めはボール遊びから！

お母さまにはレジュメを使って座学で学んで頂きました。その間、子ども達は吉永建設さまのスタッフの方と遊んでもらっていたので、お母さま方も安心してお話を聞く事ができました。

そして、私が考案した積み木「学収☆つみ木」（一般社団法人モノコミュ研究所　製作販売）も使って遊びましたよ！

毎日、元気な子ども達を相手に奮闘されているお母さまにとって、

私のお話が少しでもお役に立てればとても嬉しく思います。

そして帰り道、川西市多田で美味しいと評判のフルーツサンド

フルーツファーム果楽土（カラット） を頂きました。

イチゴがたくさん入っていて、一足早い春を感じました！

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ジブリ立体建造物展

こんばんは。

あぁとStyleの有馬扶美です。

昨年末から見に行きたいと思っていた「ジブリ立体建造物展」を見てまいりました。

ジブリ作品の中の建物に注目しての展覧会であり、

建築家・藤森照信氏が監修しているともあって、ワクワクして会場に入りました。

作品ごとに背景画・美術ボード・美術設定などの資料が展示されているのですが、

私が目をひいたのは、どの建物も架空の建物なのに十分な検証をなされていて、

そして建てようと思ったら実際に建てれる絵を描いているという点です。

絵コンテのドア一つとっても、十分な時代考証がなされ、

登場人物の生活によってデザインが異なっている。

美術設定のボードには登場人物の特徴や生活スタイルまで細かに書き込まれている。

そして、参考になる建物があれば海外まで飛んで、

実際に見てきて絵を描くなどの細かいことまでこだわって作品を作り上げている。

そのような人が生活する建物を描いているからこそ、

物語の中で印象的な魅力ある建物になっているのだなぁと改めて思いました。

　　　　　　　　　　　　　　　

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